フォーラムの目的と組織について
つくばエコシティー構想と本フォーラム
筑波研究学園都市の連携共同研究開発・事業案として、筑波大学から「つくばエコシティー・イニシアティブ」が提案され、産業技術総合研究所、国立環境研究所、物質・材料研究機構、農業・食品産業技術総合研究機構、茨城県、つくば市より賛同が得られました。
同イニシアティブの基本コンセプトは、以下のとおりです。
- 筑波研究学園都市全体に関わるテーマであること
- 多くの独法研究所、民間研究所が得意分野で関わることができること
- 筑波大学としては、全学的な取り組みになり得ること
- 第三期科学技術基本計画の趣旨と要請に合致していること
- イノベーション25の方向性に合致していること
- つくば市第三ステージの目的に沿っていること
この計画は、以下4つのサブプログラムで構成されます。
- つくば環境・エネルギー・経済 (3E)プログラム
- 省エネルギー都市設計に不可欠な省エネ・クリーンエネルギー技術・システムの開発
- 環境保全モデルプログラム
- 循環・共生を基調とした社会形成に基盤となる環境技術とシステム開発
- 教育・文化・健康モデルプログラム
- 健康、教育、文化、文化遺産を大事にする住みたくなる街モデルの開発
- 都市再生基盤モデルプログラム
- 安全・低公害・省エネ輸送システム、防災情報システム等安全で快適な都市設計
これらのプログラムの実施を通じて、筑波研究学園都市を環境モデル都市、科学技術・科学教育都市として再構築することが本構想の大目標ですが、喫緊の課題である地球温暖化問題に対処するため、4プログラムのうち「つくば3Eプログラム」を先行して立ち上げることになりました。本フォーラムは、同プログラムを遂行するためのオープンな議論の“広場”と位置づけられます。つくばエコシティー・イニシアティブの残り3つのプログラムについては、3Eプログラムの検討と並行して順次立ち上げ、“安全・安心・健康で文化的な”住みたくなる街「つくばエコシティー」の構築に向けて、それぞれのプログラムの研究成果を相互に参照しながら、進めてゆく予定です。
本フォーラムの目標と基本的視点
2030年までにつくば市の二酸化炭素排出50%削減を実現し、2030年〜2050年で全国展開するため、現在散在している技術情報を集約するとともに、具体的な省エネ都市作りに不可欠な技術的・システム的課題を提示します。そして、筑波研究学園都市の教育研究機関が有する技術と知識を結集して低炭素社会システムの構築をめざします。
そのための基本的視点として、二酸化炭素排出50%削減と21世紀の中頃にクローズアップされると考えられている燃料の多様化をどう実現するかを、都市レベルで考えます。したがって、都市レベルで可能な技術開発課題として、特に民生技術及び運輸技術に焦点を当てます。エネルギー政策の多くがトップダウンで進行しているなかで、ボトムアップの研究開発を行い、つくば発のモデルとして提案、発信していきたいと考えています。
実施体制
本フォーラムの実施体制は、下図のように示されます。
現在、委員会には7つの機関(筑波大学、産業技術総合研究所、国立環境研究所、物質・材料研究機構、農業・食品産業技術総合研究機構、茨城県、つくば市)と何人かのアドバイザーが参加していますが、本イニシアティブの趣旨に賛同していただける研究機関、民間企業、個人研究者に参加を呼びかけていきたいと考えています。
要素技術に関する具体的な検討は、幾つかのタスクフォースチームに分かれて行われます。燃料電池技術タスクフォースやバイオマスエネルギー技術タスクフォースが先行して活動を開始していますが、都市計画システムタスクフォースなど他のチームも徐々に立ち上げられつつあります。
筑協「つくば3Eフォーラム」委員会 構成メンバー
(2011年4月現在)(順不同)
| 所属機関 | 所 属 | 職 名 | 氏 名 | 備 考 |
| 筑波大学大学院 | 生命環境科学研究科 | 教授・学長特別補佐 | 井上 勲 | 委員長 |
| 筑波大学大学院 | 生命環境科学研究科 | 教授 | 渡邉 信 | 事務局長 |
| 茨城県 | 企画部 | 科学技術振興監 | 増子 千勝 | |
| つくば市 | | 副市長 | 岡田久司 | |
| (独)産業技術総合研究所 | つくばセンター | 次長 | 中岩 勝 | |
| (独)国立環境研究所 | | 理事 | 佐藤 洋 | |
| (独)物質・材料技術研究機構 | 材料ラボ | ラボ長 | 原田幸明 | |
| (独)農業・食品産業技術総合研究機構 | 連携普及部 | 部長 | 林 哲司 | |
| 東京工業大学大学院 | 総合理工学研究科 | 教授 | 堀岡一彦 | |
| (財)応用光学研究所 | | 主任研究員 | 志甫 諒 | |
| 新日鉄エンジニアリング | 海洋ネネルギー事業部 | パイプライン担当部長 | 大橋一彦 | |
| 茨城大学 | 工学部都市システム工学科 | 教授 | 三村信男 | |
| 筑波大学大学院 | システム情報工学研究科 | 教授 | 石田東生 | |
| 筑波大学大学院 | システム情報工学研究科 | 教授 | 内山洋司 | |
| (財)民間都市開発推進機構 | − | − | − | |
| 古川事務所 | | 代表 | 古川 健 | |
本フォーラムの事務局は筑波大学に設置され、下記のメンバーによって運営されています。
つくば3Eフォーラム事務局 構成メンバー
| 所 属 | 職 名 | 氏 名 |
| 生命環境科学研究科 生命共存科学専攻 | 教授 | 渡邉 信 |
| 生命環境科学研究科 生命共存科学専攻 | 教授 | 福島武彦 |
| 生命環境科学研究科 生命産業科学専攻 | 准教授 | 内海真生 |
| 生命環境科学研究科 地球環境科学専攻 | 准教授 | 山中 勤 |
| 企画室 | 講師 | 岩本浩二 |
| 企画室 | 主任 | 草間久美子 |
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