

世界各地で高病原性鳥インフルエンザが流行しており、この鳥インフルエンザウイルスに感染したり、
死亡した人の報告もされております。現段階では、特殊な事例を除いてこのウイルスのヒトからヒトへ
の感染は確認されていませんが、今後ウイルスが容易にヒトからヒトに感染するように変異し、新型イ
ンフルエンザとして世界的な流行(パンデミック)が生じる可能性も懸念されているため、出現に備えた対策が重要となっています。
学生及び職員の皆様が、鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザについて理解し、予防などに努め
られるよう,関連諸機関の情報をもとにまとめました。常に最新情報をリンクページで確認ください。(2006.11作成)
○ 高病原性鳥インフルエンザとは
鳥インフルエンザの中でも、鳥が死亡したり、全身症状を発症したりと、特に強い病原性を示すものを高病原性鳥インフルエンザと呼びます。ニワトリやアヒルなどが感染すると、鳥から鳥へ直接、または水、排泄物を介して感染し、鳥類の大量死亡もまれではありません。現在最も流行しているのはA(H5N1)型ウイルスで、制圧は困難な状況になっております(流行地域は、下記を参照)。
○ 高病原性鳥インフルエンザのヒトへの感染について
鳥インフルエンザウイルスがヒトに感染することは非常にまれですが、H5N1型ウイルスに感染した鳥と濃厚に接触(特に内臓や排泄物への接触)した場合に感染し、現在までに258人の感染、153人の死亡が確認されております(感染情報は、下記を参照)。ヒトに感染した場合は症状が重くなりやすいので、注意が必要です。ヒトの感染が確認されている国は、ベトナム、インドネシア、タイ、中国、エジプト、トルコ、アゼルバイジャン、カンボジア、イラク、ジプチ(患者数の多い順)です。
○ 高病原性鳥インフルエンザの予防について
▲ 野鳥にはなるべく近づかない。近づいた場合には、手をきちんと洗い、うがいをする。
▲ 死んだ野鳥を発見した場合には手で触らず、保健所や家畜保健衛生所などに相談する。
○ 高病原性鳥インフルエンザ流行地域への旅行・帰省について
現状では流行地域への旅行・帰省の自粛や中止の必要はありませんが、流行状況等の情報を十分に把握し行動して下さい。
旅行・帰省中は、一般的なインフルエンザの予防に心がけるとともに、生きた鳥などを販売している市場や養鶏場など、鳥が飼育されている地域には立ち入らないで下さい。また、鳥インフルエンザ感染疑いの患者との接触は避けて下さい。
流行地域への旅行・帰省にあたっては、クラス担任、指導教員、上司などと連絡がとれるようにしておいてください。
○ 高病原性鳥インフルエンザ感染が疑われる方について
◆ 高病原性鳥インフルエンザ流行地域に旅行・帰省され、日本帰国後7日以内。
◆ その地域で鳥類(体液や排泄物を含む)との接触歴を有する、あるいは、鳥インフルエンザ感染患者(疑い例も含む)との濃密な接触歴を有する。
◆ 「38℃以上の発熱」あるいは「咳・息切れ・呼吸困難」などの呼吸器症状を有する。
上記の3つを全て満たす方は、鳥インフルエンザ感染が疑われます。
大学あるいは職場に来る前に、保健管理センターあるいは医療機関に先ず電話でご相談下さい(保健管理センター 853−2401、2410)。インフルエンザの検査や治療が必要と思われる場合には、医療機関をご紹介します。なお、移動時には必ずマスクを着用して下さい。
○ もし新型インフルエンザが流行したら
現在、新型インフルエンザは出現していません。現状では出現時期、感染力、症状の程度の予測はできませんが、出現に備えた行動計画の策定、ワクチンの開発、抗インフルエンザウイルス薬の備蓄などの対策がとられつつあります。もしH5N1型ウイルスがヒトに感染し易いヒト型に変異しパンデミックが生じると、以下のようになる可能性も想定されています。
★ 高齢者や乳幼児のみでなく、若年者にも感染する。
★ 感染率は、25〜40%。死亡率は、2〜5%。
○ 新型インフルエンザの予防について
新型インフルエンザの場合も、通常のインフルエンザと同様に感染防御に努めることが重要です。
☆ 人混みや繁華街への外出を控え、外出後のうがいや手洗いを励行する。
☆ マスクの着用や咳エチケットを守る。
☆ 十分な休養、バランスよい栄養に努め、体力や抵抗力を高める。
☆ 流行情報に十分注意し、流行地域への旅行、帰省などを控える。
【インフルエンザ関連情報】
○文部科学省における新型インフルエンザ対策について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/11/05112500.htm
○ 新型インフルエンザ等に関するQ&A(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/02/06022315.htm
○ 厚生労働省(新型インフルエンザ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○ 厚生労働省(鳥インフルエンザ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
○ 国立感染症研究所ホームページ
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)
http://www.forth.go.jp/


